バラ・ブルボン系統

ブルボン系統のバラの最大の特徴は、チャイナ・ローズゆずりの強い返り咲き性や四季咲き性です。

マダムピエールオジェ ブルボン系(Bourbon)はオールドローズの系統の一つ。
ダマスク系とティー系の交配によって出来た系統。
つる性の傾向が強く、花はカップ状、ロゼット状など。

ラ・レーヌ・ヴィクトリアの枝変わり品種で、淡いピンクからローズピンクの美しいグラデーションに3輪程の房咲き性で手毬のような深いカップ咲き。

ブルボン系統(B:Bourbons)

バラ(バラ科バラ属)の学名はRosa。現在、園芸品種は約2万品種を超えるといわれています。紀元前1500年頃から香料や薬草の原料として栽培が行われ、利用されていました。
近世に入り、西洋と東洋のバラの交配品種で鮮やかな色彩のバラが次々と生み出されてきました。
バラの品種改良の歴史は、華やかな花姿、香り、そして四季咲き性を求めての歴史でしょう。

ブルボン系統(B Bourbons)の品種は
フランスの植物学者ブレオンが、インド洋の小さな島、ブルボン島(現在のレユニオン島)で発見・命名した品種、ローズ・エドゥアールがこの系統の最初の品種であるとされています。
ブルボン・ローズはその後、フランスの育種家によって多くの品種が作出され、オールドローズらしい花姿やモダンローズのような丈夫な茎や葉をもつ名花が生まれました。

ブルボン系統のバラの最大の特徴は、チャイナ・ローズゆずりの強い返り咲き性や四季咲き性です。
一季咲きから四季咲き、開花特性が様々。木立樹形~シュラブ樹形~つる樹形と樹形も様々(木立も見受けられるがシュラブやつるがほとんど)。
小中輪から中大輪。ロゼット咲きやカップ咲きが多いが剣弁も見受けられる。
花色はピンクの濃淡、白、赤、それらの絞り。ダマスク系とティーの香りが混ざったバラが多い。


モッコウバラ

【基本データ】
科属:バラ科バラ属
園芸分類:耐寒性落葉低木
品種系統名:ブルボン系統
学名:Rosa
略号:B
花期:5月~6月
樹高:100~200cm
花色:白、ピンク
花の大きさ:花径~8cm
用途:庭木、鉢植え
原産地:中近東
花言葉:-
誕生花:-


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マダムピエールオジェ
返り咲き
マダムピエールオジェ
飾り罫

原 種 系

原 種 系

オールド・ローズ