キク・菊(1) Chrysanthemum

菊は鑑賞用と食用菊があり、鑑賞菊は和菊と洋菊に分けられます。

キク・菊 日本には中国から奈良時代に薬草として渡来し栽培されていました。
日本で観賞用多年草植物として発展した品種群を和菊、西ヨーロッパで育種されて生まれた品種群を洋菊と呼びます。 鎌倉・室町時代から鑑賞用として嵯峨菊や伊勢菊などさまざまな園芸種が生まれ、さらに江戸時代には伝統的な古典菊と呼ばれる江戸菊、肥後菊が作り出されました。
菊は鑑賞用と食用菊があり、観賞用は開花時期で春菊、夏菊、秋菊、寒菊。
花の大きさで大菊、中菊、小菊などに分けられます。江戸時代に始まった菊人形展なども各地で開催されています。
今でも菊人形展は、福島県の二本松や茨城県の笠間稲荷神社、東京の湯島神社などが有名です。
また近年はヨーロッパ、欧米で品種改良されたポットマム、スプレーギクなどの洋菊が好評に栽培されています。
大輪の菊は子供を育てる気分で管理する必要があり、栽培時期は家を空けられませんと話されていました。
キク・菊 【基本データ】
科属:キク科デンドランセマ属 
園芸分類:多年草
品種名:キク
学名:Dendrantema×grandiflorum 
漢字表記:菊 
花期:9~12月
花色:白、黄、オレンジ、ピンク、赤など 
草姿:立性 
草丈:30~150cm 
原産地:交配種(原種は東アジア)  
耐寒性:強い  
利用法:花壇、鉢植え、切り花
花言葉:愛情、真の愛 
誕生花:9月30日、10月1日、10月14日、11月3日、12月9日
撮影:2018.11.01 新宿御苑
撮影:2012.11.10 都立向島百花園

飾り罫

各 種 菊