アサザ・浅沙 Water fringe、Yellow floating heart

多年性の浮葉植物で池や沼などに生える多年草です。

アサザ・浅沙 ミツガシワ科アサザ属(学名:Nymphoides peltata)に属する多年性の浮葉植物で池や沼などに生える多年草です。
群生して水面が見えなくなるくらい葉を密生させるが、近年は水質の悪化により、そのような大群落は少なくなりました。 葉はスイレンよりもやや小さく水面に浮かび、浅い波状鋸歯がある広楕円形~卵形で、基部は深い心形。
葉の縁には波状のぎざぎざがあります。基部の左右が少しくっつき、ほぼ楯形に葉柄についています。
葉のわきから花柄をのばし、6~8月にかけて水面上に径3~4cmの黄色く可憐な花を咲かせます。
朝早く開き午後閉じる一日花です。花冠は5深裂し、縁は細裂しています。
日本では、本州・四国・九州の湖沼・ため池に見られましたが、環境の悪化により消滅しつつあり、環境省レッドリスト 絶滅危惧Ⅱ類 に指定されています。 権八(ゴンパチ)池のアサザは都内で唯一の自生地です。都内では都水産試験場跡地の東隣り「権八池(ごんぱちいけ)」にしか自生していません。

一般公開は7月10日頃~9月12日頃、午前10時~午前11時の60分の公開です。
時間の制約がありますので注意してください。金網ごしにでしたら見ることはできますが、かなり遠くに感じますし、写真の撮影はほとんど無理でしょう。
権八池(ごんぱちいけ)に行くには、地下鉄千代田線金町駅下車南口より三郷団地または新三郷駅行きバスで高須下車5分です。
高須バス停直前の進行左側に見えるのが権八池です。駐車場は水産試験場跡地に有料駐車場があります。

アサザ・浅沙 【基本データ】
科属:ミツガシワ科アサザ属 
園芸分類:多年草水草植物
品種名:アサザ
学名:Nymphoides peltata 
花期:6~9月
草丈:5~10cm 
花色:黄色 
生育地:池、沼、湖などの水中
花びら:5深裂 
分布:本州~九州
花の大きさ:3~4cm
葉の形:卵円形、基部は心臓形
葉のつき方:対生、水面に浮く
原産地:日本~ユーラシア大陸
備考:絶滅危惧Ⅱ類
花言葉:しとやかな・信頼 
誕生花:――
撮影:2013.08.27 都立水元公園他 

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