カキノキ・ころ柿 Dried persimmon

民家の軒先に多数の干し柿が吊るされ、この季節ならではの風物詩となっている。

カキノキ・ころ柿 カキノキ(柿の木)とはカキノキ科の落葉樹です。東アジアの固有種で、特に長江流域に自生しています。
熟した果実は食用とされ、幹は家具材として用いられる。葉は茶の代わりとして加工され飲まれることがある。
果実はタンニンを多く含み、柿渋は防腐剤として用いられます。
甲州百目(こうしゅうひゃくめ)は、古くから主に山梨県甲府盆地周辺で栽培されていることから、甲州の名が冠されている。
甲州百目の産地として知られる甲州市松里地区では毎年11月から年末にかけて、民家の軒先に多数の干し柿が吊るされ、この季節ならではの風物詩となっている。
When peeled persimmons are laid out in a farmer's garden and dried in the sun (drying on a shelf), the persimmons are rotated at appropriate intervals so that the sun's light hits the persimmons evenly. It is said that it came to be called persimmon.
ころ柿は、甲州市を代表する特産品です。武田信玄公の奨励により生産が始まったといわれています。
軒先にスダレのように干されている景観は、甲州市の初冬の風物詩として親しまれています。
「ころ柿」とは10月中旬頃に成熟する甲州百目柿(こうしゅうひゃくめ)の皮をむいて天日乾燥して作った干し柿です。
特に旧塩山市塩山地区では柿農園が何軒もあって、カメラを持って歩いていると美しい風景に出会えます。

カキノキ・ころ柿 【基本データ】
科属:カキノキ科カキノキ属
園芸分類:落葉高木樹
品種名:カキノキ
学名:Diospyros kaki Thunb.
漢字表記:柿の木
花期:5~6月
収穫期:10~12月
花色:黄白色
樹高:250~300cm
原産地:日本
利用法:食用
撮影:2008.11.22 山梨県甲州市塩山松里地区

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