ハゼノキ・櫨の木(1) Wax tree

ウルシの仲間で、紅葉が綺麗。真っ赤に染まった葉が美しく、鑑賞用に用いられています。

ハゼノキ・櫨の木 東南アジアから東アジアの温暖な地域に自生する。
日本には、果実から木蝋を採取する資源作物として、江戸時代頃に琉球王国から持ち込まれ、それまで木蝋の主原料であったウルシの果実を駆逐した。
古い時代には現在のヤマウルシやヤマハゼといった日本に自生するウルシ科の樹木のいくつかを、ハゼと称していた。
日本への渡来は安土桃山時代末の1591年(天正19年)に筑前の貿易商人 神屋宗湛や島井宗室らによって中国南部から種子が輸入され、当時需要が高まりつつあったろうそくの蝋を採取する目的で栽培されたのがはじまりとされる。
ウルシの仲間なので、紅葉が綺麗。真っ赤に染まった葉が美しく、鑑賞用に用いられています。
都立水元公園では、ステージ付近に数本が植栽されています。


【基本データ】
ハゼノキ・櫨の木 科属:ウルシ科ヌルデ属
園芸分類:落葉小高木
品種名:ハゼノキ
学名:Rhus succedanea
漢字表記:櫨の木
花期:5~6月
花色:黄緑色  
紅葉観賞期:11~12月
花色:黄緑色
花の大きさ:1~1.5mm
別名:リュウキュウハゼ、ロウノキ、トウハゼなど
樹高:10m
分布:関東地方以西~九州
利用法:庭木、公園樹、野生
原産地:中国、台湾、ヒマラヤ、タイ、インドネシア
花言葉:真心
誕生花:11月19日
撮影:2017.12.10 都立水元公園
撮影:2011.11.21 都立水元公園、都立向島百花園

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ハゼノキ・櫨の木 ハゼノキ・櫨の木 ハゼノキ・櫨の木 ハゼノキ・櫨の木 ハゼノキ・櫨の木 ハゼノキ・櫨の木

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