ヤマボウシ(1) Kousa Dogwood、Japanese dogwood

由来は中央の緑色の花を坊主頭に、白い総苞が白づきんに見えるということで名づけられた。

ヤマボウシ 初夏を代表する花木で、花期は5~7月。落葉広葉樹の中高木。
開花は近縁のハナミズキ(アメリカヤマボウシ)よりも遅く、葉が完全に開いてから、枝の先に上向きにまとまって多数の白い装飾花(実際は総苞)が上向きに咲きます。

花びらのように白く見える総苞片をつけて花を咲かせます。
白色の花弁のように見える大きくて目立つ総包片が4枚(2対)あり、総苞片の中心に花序があり、淡黄緑色で小さい目立たない花が、球状になって20個から40個ほど密集している。
花形は、ハナミズキに非常によく似ています。
総苞片の先端に窪みがあるのがハナミズキで、先端がとがるのがヤマボウシなので見分け点になる。
つぼみから花が開いた時は、花の形が小さくピンク色をしていますが数日で大きくなり、色も白くなります。

葉は対生し、卵状楕円形で葉先は尖り、長さ4~12cm、幅4~7cmある。秋になると紅葉し、条件によって赤色、黄色、橙色、紫褐色とさまざまな色に染まる。

果実は8月から9月に紅橙色に熟し、果肉は粘質で甘く生食できます。個人庭園のシンボルツリーや景観木、公園木のほか街路樹としても広く利用されています。


【基本データ】
ヤマボウシ 科属:ミズキ科ミズキ属 
園芸分類:落葉高木 
品種名:ヤマボウシ
学名:Cornus kousa 
別名:ヤマグワ 
花期:5~7月
樹高:5~10m 
花色:白、紅色 
花びら:総苞片は4枚
葉のつき方:対生 
原産地:日本、中国 
栽培適地:北海道南部~沖縄  
花言葉:友情 
誕生花:6月15日、6月20日
撮影:2019/06/12 都立水元公園グリーンプラザ裏 

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