ハンカチノキ・ダビディア Dove tree

春、花のように見える苞(花を包んでいる葉状のもの)が、小枝にぶら下がります。

ハンカチノキ・ダビディア ダビディアは非常に珍しい植物で、その白い花が風にゆれるさまをハンカチにみたて、「ハンカチーフノキ」ともよばれています。
春、花のように見える苞(花を包んでいる葉状のもの)が、小枝にぶら下がります。
その白い花が風に揺れるさまがまるで白いハンカチをたらしたように見えるので、この名があります。
中国の四川省・雲南省付近標高約2000mの山中で発見された非常に珍しい植物。
葉の縁にぎざぎざがあります。生長が遅く、3m以上大きくならないと花が咲かないようです。
この植物をはじめて発見したのはフランス人のダビットで、この人は動物のパンダを最初に発見したことでも知られています。
新エングラー体系では1属1種のハンカチノキ科(ダビディア科:Davidiaceae)としていた。
クロンキスト体系ではミズキ科に入れ、新しいAPG植物分類体系ではヌマミズキ科に入れています。
クロンキスト体系ではミズキ科の一部とされ、ヌマミズキ科は存在していません。

【基本データ】
ハンカチノキ・ダビディア 科属:ミズキ科ハンカチノキ属
園芸分類:落葉高木
品種名:ハンカチノキ・ダビディア
学名:Davidia involucrata
漢字表記:はんかちの木
花期:4~6月
花色:白色(苞)
花びら:花びらとがくはない
花の大きさ:10cm(苞)
別名:ハトノキ、ダヴィディア
樹高:15~20m
実:核果状
葉のつき方:互生
原産地:中国
栽培適地:関東以西~九州
利用法:庭木
花言葉:清潔
誕生花:――
撮影:2017.04.25 松戸市戸定が丘歴史公園
撮影:2012.05.05 筑波実験植物園

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