ニシキモクレン・錦木蓮 Magnolia soulangiana

新葉が出る前、暗い紫紅色の花が咲く。花は枝先に卵を立てたような形で、上向きに開く。

ニシキモクレン・錦木蓮 春、新葉が出る前、暗い紫紅色の花が咲く。花は枝先に卵を立てたような形で、上向きに開く。
よく枝分かれする樹形が美しい。モクレンとハクモクレンの交雑種でヨーロッパでつくられました。
花弁の外側が紅色内側が白色のものを呼びます。
小型で樹高3~7m程度。葉は互生で、広卵型、長さ8~10cm、先は尖る。花期は春(3~5月頃)。
花は濃い紅色から桃色で、花弁は6枚、がくは3枚、雄しべと雌しべは多数が螺旋状につく。
上品な強い芳香を放つ。
ハクモクレンとは異なり、花びらは舌状で長い。実は赤い。
庭木、公園樹として中国、日本だけでなく、北米やヨーロッパ諸国で広く栽培されています。
移植は困難であり、株分けによって殖やします。
青空にモクレンが咲き出すと、やっと寒い冬から春になった感じがします。
モクレンの仲間はたくさんの品種がありますのでモクレン科で確認してください。


【基本データ】 ニシキモクレン・錦木蓮
科属:モクレン科モクレン属  
園芸分類:落葉小高木 
学名:Magnolia × soulangiana Soul.-Bod.
漢字表記:錦木蓮
花期:3~5月
別名:ソトベニモクレン
樹高:3~7m 
花色:暗紫紅色
果期:9~10月
原産地:――
花言葉:恩恵、自然への愛  
誕生花:1月8日、4月15日、7月4日
撮影:2013.03.23 川口市立グリーンセンター

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