チカラシバ・力芝 kikuyu grass

茎頂に円柱形の花序を出し、暗紫色の剛毛が生えた小穂を多数つけます。

チカラシバ・力芝 日当たりのよい草地に普通に生える多年草・野草です。
名前の由来はしっかり根をはって強く、抜けないため。
茎は叢生し、高さ50~70cmになります。
茎頂に長さ10~20cm、径約2cmの円柱形の花序を出し、暗紫色の長さ2.5cmの剛毛が生えた小穂を多数つけます。
エノコログサ(ネコジャラシ)と似ていますが、エノコログサをもっと大型にした感じです。
果実は先端の毛と共に外れ、これが引っ掛かりとなって大型動物の毛皮に引っ掛かるようになっている。
いわゆるひっつき虫で、毛糸などの目の粗い衣服によく引っ掛かる。
果実の先端から潜り込むようにして引っ掛かることが多い。
葉は長さ30~70cmの線形で、基部は葉鞘(ようしょう)となっています。根生葉の基部は紫色。
都立水元公園内の各所で見られる野草ですが、定期的に除草しているので見れない時もあります。

【基本データ】 チカラシバ・力芝
科属:イネ科チカラシバ属
園芸分類:多年草、野草
品種名:チカラシバ
学名:Pennisetum alopecuroides
漢字表記:力芝
花期:8~11月
花色:暗紫色
別名:ミチシバ
花の大きさ:2cm 
花びら:なし
草丈:50~70cm
葉のつき方:互生
草姿:立性 
原産地:日本、中国
分布:日本全国
撮影:2018.10.22 向島百花園
撮影:都立水元公園
花言葉:気の強い、信念、尊敬、恋の心変わり 
誕生花:――

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