イヌガラシ・犬芥子  

根本から株立ちとなり、4~6月に黄色4弁の十字状花を総状につけます。

イヌガラシ・犬芥子

都立水元公園の道端に各所で見うけられました。道端や草地などにふつうに生える多年草。全体無毛。
茎は粗大で分岐して、高さ10~50センチになります。
枝先に総状花序をつけ、径4~5ミリの黄色の4弁花をつけます。
和名の由来は、カラシナに似ているが食用にならないというところからきています。
植物でイヌがつく場合、似ている他の植物があって、そちらは有益なのにイヌのついた植物は無益な場合、ほとんどイヌがついています。

【基本データ】
イヌガラシ・犬芥子 科属:ハナシノブ科ハナシノブ属
園芸分類:多年草(耐寒性)山野草
品種名:エゾハナシノブ
学名:Polemonium caeruleum subsp. yezoense
英名:―
漢字表記:蝦夷花忍
花期:5~8月
花色:淡青紫色
花の大きさ:10~12mm
別名:――
草丈:30~80cm
原産地:日本
分布:北海道と本州北部の日本海側
耐寒性:強い
利用法:山野草
花言葉:――
誕生花:――
撮影:2011/05/04 千葉県市動植物園
イヌガラシ・犬芥子 イヌガラシ・犬芥子

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