シラン・紫蘭(1) Hyacinth orchid

細くて硬い花茎の先に紅紫色の花を横向きに咲かせます。

シラン・紫蘭
細くて硬い花茎の先に紅紫色の花を横向きに咲かせます。
ランの中では手軽に栽培できるので、観賞用として庭に植えられています。
エビネとともに我が家の庭でも、地植えで毎年咲いてくれます。
シロバナシランやクチベニシラン、葉の縁に白い班(ふ)が入るフクリンシランなどがあります。
野生のものは準絶滅危惧種。しかし栽培品として普及しており、種子が飛んで栽培逸出することもあるため、野生状態のものも本来の自生個体かどうか判別は難しい。
日本では本州千葉県以西、四国、九州に分布。
花色は白、ピンクなどがありますが、和名のシランは「紫色のラン」の意味ですが、紫色よりもピンク色に感じます。
夏に弱いが寒さに強く、半日陰で育てやすく、毎年咲いてくれます。 シラン・紫蘭 【基本データ】
科属:ラン科シラン属
園芸分類:多年草
品種名:シラン
学名:Bletilla striata
英名:Hyacinth orchid
別名:ベニラン、シケイ
花期:4~5月
草姿:立性
草丈:30~50cm
花色:ピンク、白色など
原産地:日本、台湾、中国
耐寒性:ふつう
利用法:花壇、鉢植え、グランドカバー、切り花
撮影:2015.05.02 葛飾区自宅
撮影:2017.05.11 埼玉県川口市安行
撮影:2015.05.14 都立水元公園

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