キンギョソウ・金魚草 Snapdragon(1)

金魚のようなユニークな花形で、3つに浅く裂けた下部の花弁が尾びれのように咲きます。

キンギョソウ・金魚草 南房総は温暖な気候の恵みを受けて昔から花の栽培が盛んで水仙、キンセンカ、ストックなどが露地や温室で早くも観られます。
キンギョソウは東京付近では露地では4月頃に花をつけますが、千葉県鋸南町では温室で茎の高さ1mにもなる花が咲いています。
キンギョソウの名前は写真からもおわかりになるでしょうが、金魚の尾びれに似ていることから付いたとみられます。
金魚のようなユニークな花形で、3つに浅く裂けた下部の花弁が尾びれのように、風にゆれると今にも泳ぎだしそうです。
わい性種や高性種のほか、吊り鉢に向くクリーピング・スナップドラゴンもあります。
ヨーロッパで古くから品種改良が進み、花色も豊富です。
わい性種は鉢植えにしやすいうえ、株張りがつよいので花壇植えにも適します。
高性種は1mにも達し、直立した茎に優雅な花をつけます。
本来は多年草の植物ですが、夏の暑さで枯れてしまうので一般的には秋蒔きの一年草です。

【基本データ】
キンギョソウ・金魚草 科属:オオバコ科キンギョソウ族 
園芸分類:秋まき1年草
品種名:キンギョソウ
学名:Antirrhium majus 
英名:Snapdragon
漢字表記:金魚草 
花期:4~6月
花色:白、黄、ピンク、橙、赤、紫紅色など
花の大きさ:長さ4~6cm   
草姿:立性 
草丈:20~100cm 
原産地:南ヨーロッパ~北アフリカ 
別名:スナップドラゴン 
耐寒性:ふつう 
利用法:花壇、鉢植え、寄せ植え、切り花
花言葉:清純な心、図々しい、でしゃばり、予知
誕生花:1月8日 1月16日 4月15日 5月26日 7月2日 7月10日
撮影:2009.03.29 千葉県南房総市


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