キキョウ科
花は総状または頭状花序につきます。花弁が合生し先が5つほどに分かれる。おしべは5本。
キキョウ科(Campanulaceae)は双子葉植物の科で、大部分が草本、一部はつる性の、約80属2,000種からなり、世界的に広く分布し、花の美しいものが多い。
花は総状または頭状花序につきます。花弁が合生し先が5つほどに分かれる。おしべは5本。
花が放射相称のキキョウ亜科(キキョウのように星型に開くもの、ホタルブクロやツリガネソウ(カンパニュラ)のように釣鐘型のものがある)と、左右相称のミゾカクシ(サワギキョウ)亜科(これをミゾカクシ科 Lobeliaceae として独立させることもある)の2亜科のほか、小さい2亜科がある。
葉は単葉で対生、互生、輪生のものがあります。
多くは乳液を含む。観賞用に栽培するものとしてキキョウ、ツリガネソウ、ロベリアなどがある。キキョウは根にサポニンを含み薬用にもされる。山菜としてよく利用されるものにツリガネニンジン(トトキ)やツルニンジン(朝鮮でトドクと呼ぶ)がある。ミゾカクシ(ロベリア)属など有毒のものもある。
植物分類体系は牧野富太郎博士の植物図鑑をはじめ、市販の植物図鑑等(2013年出版)で今でもよく使われていますが、植物の分類体系にゲノム解析による分類の研究が盛んとなり、APG植物分類体系が将来の標準になるようです。
このため、当サイトでは順次移行することとし、旧科名と名称でもリンクできるようにし、変更したことを表記いたします。
花名・名称および写真をクリックしてください詳細ページにリンクします
花期:6~10月
イソトマ
花期:9~10月
イワシャジン・岩沙参
花期:4~7月
カンパニュラ
花期:6~9月
キキョウ・桔梗
花期:6~9月
ソバナ
花期:8~10月
ツリガネニンジン
花期:5~8月
ホタルブクロ・蛍袋
花期:4~7月
モモバキキョウ
花期:6~9月
ユウギリソウ・夕霧草
花期:3~10月
ロベリア・瑠璃溝隠
