イワタバコ科

花は花弁の合着する合弁花で、5裂する。

イワタバコ科(Gesneriaceae)は、双子葉植物の科のひとつ。クロンキスト体系ではゴマノハグサ目に入れ、APG植物分類体系ではシソ目に含められる。世界の熱帯から亜熱帯を中心に、一部は温帯域にかけて、約150~160属2000~3200種ほどが属する大きな科である。日本にもイワタバコなどの自生種がある。
ほとんどが多年生の草本であるが、一部低木があり、ごくわずかだが高木もある。
また、一年生(Microchirita属など)や一稔性(Streptocarpus属の単葉種など)の草本もある。岩肌(イワタバコなど)や他の樹木に着生するものもある。花は花弁の合着する合弁花で、5裂する。
アキメネス、グロキシニア、セントポーリア、ストレプトカーパスなど花の美しいものは、鉢物として観賞されているが、セントポーリアなど暑さ寒さに弱いものもある。繁殖は葉挿しや挿し木が一般的だが、実生も可能。その場合原種以外は親と違う花が咲く可能性が高い。また、クローニングである葉挿しや挿し木ですら維持できない形質もある(セントポーリアの縞花など)ので特殊な繁殖方法が必要なものもある。

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シーマンニア

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花期がとても長く、花の少ない時期に冬を彩る花のひとつとして人気があり、秋から冬の鉢花として出回っています。

科属:イワタバコ科グロキシニア属
園芸分類:常緑多年草
花期:10月~3月
花色:赤、橙、黄色
別名:グロキシニア・シルバテカ

飾り罫

園 芸 分 類